ポータル >
無権利創作機構について >
無権利創作機構の理念
開かれた知識と自由な創作
知識は全ての人に分け隔てなく開かれたものであるべきです。創作は誰もが自由に行うことができるものであるべきです。
これは情報本来の姿として疑いようもないものですが、現実には、知識は一部の人間によって利益を得るために独占され、創作は過剰な知的財産権制度によって制限を受けているのが現状です。
さらに、今日の世界に存在する大部分の社会システムは、金銭を得るために知識が必要となるにも関わらず、その知識を得るためには金銭が必要となるという重大な問題点を抱えています。
これは、本質的に才能を持つ人物が偶然にも金銭の不十分な環境に置かれた場合に、知識を得られないことによって才能を活かすことができず、本人だけでなく社会全体にとっての損失となることを意味します。
我々を取り巻く社会システムに存在するこれらの問題を解消し、開かれた知識と自由な創作を実現すること、それこそが無権利創作機構の理念です。